レガシーモデルの終焉
OpenAIは2026年2月13日をもって、ChatGPTから以下のモデルを廃止することを発表した:
- GPT-4o
- GPT-4.1 / GPT-4.1 mini
- o4-mini
- GPT-5 Instant / GPT-5 Thinking
廃止後、すべての会話は自動的にGPT-5.2シリーズへ移行される。なお、API側の即時廃止は予定されておらず、十分な予告期間を設けるとしている。
GPT-5.2シリーズの構成
GPT-5.2は用途別に3つのバリアントを提供する:
| モデル | 用途 | API名 |
|---|---|---|
| GPT-5.2 Instant | 日常的な質問・情報検索・翻訳 | gpt-5.2-chat-latest |
| GPT-5.2 Thinking | コーディング・数学・長文要約 | gpt-5.2 |
| GPT-5.2 Pro | 高難度の質問・高信頼性が必要な場面 | gpt-5.2-pro |
主要ベンチマーク
GPT-5.2 Thinkingは前世代から大幅な性能向上を達成:
| ベンチマーク | GPT-5.2 | GPT-5.1 | 改善 |
|---|---|---|---|
| SWE-Bench Verified | 80.0% | 76.3% | +3.7pt |
| SWE-Bench Pro | 55.6% | 50.8% | +4.8pt |
| GPQA Diamond | 92.4% | 88.1% | +4.3pt |
| FrontierMath T1-3 | 40.3% | 31.0% | +9.3pt |
| ARC-AGI-1 | 86.2% | 72.8% | +13.4pt |
| GDPval(44職業) | 70.9% | 38.8% | +32.1pt |
特筆すべきはハルシネーション(幻覚)の30%削減と、256Kトークンのコンテキストで約100%の精度を維持する長文脈処理能力だ。
価格体系
API価格はGPT-5.1から変更されている:
| GPT-5.2 | GPT-5.1(参考) | |
|---|---|---|
| 入力 | $1.75/1M tokens | $1.25/1M tokens |
| キャッシュ入力 | $0.175/1M tokens | — |
| 出力 | $14/1M tokens | $10/1M tokens |
性能向上に伴い入力・出力ともに値上げとなるが、キャッシュ入力の大幅割引が導入された。
移行のポイント
- ChatGPTユーザーは2月13日に自動移行
- GPT-5.1は廃止後3ヶ月間レガシーモデルとして利用可能
- APIは当面影響なし(別途予告あり)
- コーディング特化のGPT-5.2-Codexも近日リリース予定