Anthropic、企業向けAI活用を効率化
Anthropicは12月18日、ビジネス向けClaudeチャットボットの「スキル」機能をアップデートしました。企業がAIを活用して繰り返し作業を削減するためのツールです。
スキル機能の改善点
今回のアップデートでは、スキルがより使いやすく、構築しやすく、発見しやすくなりました。
Anthropicによると、ユーザーは自然言語でスキルを作成できます:
「欲しいものを説明するだけで、Claudeがそれを構築します」
Agent Skills がオープン標準に
最も注目すべき発表は、Agent Skills をオープン標準として公開したことです。これにより、Claudeで作成したスキルは以下のプラットフォームでも利用可能になります:
- ChatGPT(OpenAI)
- Cursor(AIコーディングツール)
- その他、この標準を採用するプラットフォーム
これは、AIツール間の相互運用性を促進する重要な一歩であり、特定のプラットフォームへの囲い込みではなく、ユーザーの選択肢を広げるアプローチです。
職場AI導入の課題に対応
Anthropicのこの動きは、職場でのAI導入が進まない原因の一つである「ツールの分散化」に対応するものです。様々なAIツールが乱立する中、スキルのポータビリティを確保することで、企業はより柔軟にAIを活用できるようになります。
WSJの実験:ClaudeがオフィスVending Machineを運営
関連ニュースとして、Wall Street JournalがAnthropicのClaudeにオフィスの自動販売機を運営させる実験を行ったことが話題になっています。結果は数百ドルの損失でしたが、AIエージェントの現在の能力と限界を示す興味深い事例となりました。
Hut 8とFluidstack、Anthropic向けデータセンター建設へ
また、Hut 8とFluidstackがルイジアナ州でAnthropic向けの大規模AIデータセンターを建設することも発表されました。70億ドル規模のリース契約に基づくもので、AnthropicのLLMトレーニングとスケーリングに使用される予定です。